REVOKAN RevoHiruko 01

WFでせっかく上がった製作意欲が夏の暑さに負けて下がってしまう前に、やはりWFで買ったままになってしまっているキットを組んでしまおうと思います。

今回はリボ漢(カン?オトコ?)さんのリボルテックヒルコです!!
なんだかわからないでしょうが、妖怪の一種だと思ってください。
横山さんと同じく、長年のファンである漫画家諸星大二郎さんの作品に登場します。

キットは大胆なワンパーツ構成になっております。
そしてさらに大胆なことに、ちっともリボルテック仕様ではありません!
自分で切り刻めということでしょうか?なんて禍々しい。

ゲートやバリをとってあっという間に形になりました。
間違って切り取ってしまった部分はないと思います、多分。
マシーネンキット以外の初製作記事がこれになったのは、何か意味があるに違いない。
キット付属の1/20ヘッドがいっぱい余ってるなあ・・
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REVOKAN RevoHiruko 02

全体にサフをざっと塗って気泡等をチェック。
爪?指?などの末端部分はやはり欠けてる部分が多いですね。
気泡はディテールとしてそのまま使ってしまうつもりだったんですが、あまり大きいものはやっぱり埋めてやらないといかんようです。
こういう物のへこんだ所はどうやってペーパーかけてやればいいんでしょうか?

う~む。いい顔してるなー。
「キー、キー」

瞬着とキャストの削り屑で気泡を埋めて再生。
ここは肉っぽいのか爪っぽいのかよくわからないんですが、とりあえず鋭くしときます。

空洞が大きい部分は思い切って切断してしまい、適当なキャスト屑を接着。
左右でずいぶん形状が違っちゃったけど、気にせず整形。
なんたって擬似生命体ですからね、人間の小賢しい考えなど及びもつきません。
REVOKAN RevoHiruko 03

三本ある足は真ん中の足がちょっと左により過ぎてますねー。
それから左足が他の足と比べてちょっと太すぎるかなー。
しかしなんといっても足の指?爪?が全部前に向いちゃってるのが問題ですな。
抜きを考えると仕方ないですが、ヒルコのチャーミングポイントですからなんとかしますかね。

爪のモールドを一本だけ残して削り取ってしまい、爪が放射状にひろがる感じになるようキャスト屑を接着して整形。

鳥の鉤爪っぽい感じでしょうか、オーラバトラー系ですね。

残りも同じように作業します。
左足はモールドを深く彫り込みつつ、全体的にボリュームダウンしました。

削り込んで尖らせます、いい感じで禍々しさが出てきました。

なんとか自立します、実に禍々しい。

もうちょっと前後方向の動きも欲しかったとこですが、抜き的に仕様がないですかな。
どこから見ても清々しいくらいに禍々しいですな。
REVOKAN RevoHiruko 04

色をどうしようか迷っててなかなか作業が進まないです。
そんなわけで面倒な表面処理をぼちぼちやっておりましたが、口元に凸凹したモールド発見。
どうやら歯というか牙のモールドのよう。
元画だとそういったものは無いんですが、なんとなく彫り起こしてみた。
より凶悪になった気がする。

わかんないでしょうが、口内も彫り込んでおります。
頭部はがらんどうでもいいかもしんない。

河童のミイラっぽい?
凶悪さは出たんですが、やっぱしイメージじゃないですね。
削り落とすかな、どうしよ。
ちと最近は夏バテと仕事が忙しいのもあって、帰った後だらだらしてしまって作業が滞りがちでした。
しかし健康で好きな事を思う存分やれるってことがあたり前になり過ぎて、どんなに幸せな事なのか忘れてました。
このblogに一つでも完成品を増やせるように頑張りたいと思います。
一足先に自由になった兵士のために。
REVOKAN RevoHiruko 07

全体をもう一段階明るい色で再びドライブラシしてやりました。
そしてアクセントとしてグリーンで静脈を描き込んでみました。

かなり薄めた塗料で、自分の手首あたりを参考に描き込みます。
下地を透かしつつ、色自体はちゃんと判別できるよう濃度調整するのがミソですね。
薄めに作ったら何回かなぞって、泣きに注意しつつちょうどいい所で止める。

バランスを見ながら全身に血流をめぐらせます。
グーンと生き物っぽさが出た気がします。

心臓とか循環器系がどうなってるかわかりませんので、まあテキトウです。
血が流れてるかも怪しいですけど、いちおう人類と互換性ありますし。
このへんは道具もやり方も出来た物も全然違いますが、りょうへいさんの記事フィギュアを塗ってみようを参考にさせてもらいました、サンキューモデル!
REVOKAN RevoHiruko 08

かろうじて自立するのがやっとなヒルコに、台座を用意してやりましょう。
ストックの中から横長のを選びました。

ちょうどいいというか、ギリギリのサイズです。

今回はニスを先に塗ってしまおうと思いますが、安物なので表面処理の荒さが気になります。
特に木口の部分がかなりガタガタなのでペーパーをかけました。

で、ニスを塗ってみますと木端と木口でずいぶん色の濃さが違います。

平面が出ていない部分にニスが溜まって色が濃くなってしまっているようです。
ペーパーの掛け方が足りなかったようです。

今回は木端の方を多めに塗り重ねて色をそろえました。
次回はもっと念入りに表面処理することにしましょう。

ニスが乾いたら保護して準備完了です。
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