NITTO A.F.S 52

面倒くさそうで後回しにしていたボディも、他の部分が形になったのでそろそろ手を付けましょうか。
いろいろと手を加えていきますが、まずは幅のほうをなんとかしたいと思います。

幅をどれくらい詰めるかは、えでぃさんのところの「3mm近く違う」という情報を目安にしてます。
「3mm近く」というのが2.5mmなのか2.9mmなのかで結構違いますが、目で見る分には判らないでしょう。
素直にボディを3mm詰めるとヘルメットが収まらなくなるので、中と外の両面から攻めたいと思います。
オリジナルはボディよりもフロントアーマーのほうがちょっと幅があるような感じです。
キットはボディのほうがかなり幅があって、このせいで印象がかなり異なってしまっているように見受けられます。
ボディの幅を詰めることでこの部分も解消されるはずです。
上から見た画像だとキットは前後方向に向かって幅が広くなっています。
オリジナルも少しなっているように見えますが、キットほど極端にはついていません。
キットは最狭で20.3、最広21.8ですので、ここをもっと緩やかにすれば1mmちょっと稼げそうです。

それから内側をいくら削るかですが、ここは中に挟まるヘルメットで決めたいと思います。

ヘルメットの縁取っている部分を削り落としてみました。
片側で0.4、両側で0.8mm幅を詰めることが出来ました。
外側と合わせて2mm位の幅詰めが出来そうです。
NITTO A.F.S 53

ヘルメットをボディとなるべくピッタリ合わさるように調整していた結果、1.0mmの幅詰めに成功しました。
オリジナルモデルの、ヘルメットがボディ幅目一杯な感じに近づいたかな。

さてもう一つ挟まるもの、エンジンカバーもヘルメットに合わせて幅詰めしましょう。
1.0mmの幅詰めですから片側0.5ずつ詰めてやります。
センターと平行を確保するため片側を完全に仕上げてから、もう片方を仕上げます。

平行をキチンと出すために四ヶ所程をノギスでこまめに計りながら削ってやりました。
ラジエータが付いてる部分のパネルラインぎりぎりになりました。

もう片方も削ってこんな感じになりました。
これくらいラジエータ両サイドは狭いほうがオリジナルっぽいと思います。
NITTO A.F.S 54

ボディの幅詰めに取り掛かりたいとこなんですが、背中パーツをじーっと見ていると色々気になってきました。
ラジエータやその上の3枚のフィン状モールド、抜きの関係なんでしょうがオリジナルと結構違いがあります。

まず3枚のフィン、ここはオリジナルだとラジエータからかなり上についてるんですよね。
WAVEキットも日東キットと同じですから、やっぱり型抜きの関係でこうなったんでしょうか。
そこで一番下のモールドを削ぎ落としてあいだを空けてやりました。

そして削ぎ落としたモールドを一番上に再接着してやります。

これで表面処理をしてやって終了といきたかったんですが、オリジナル画像をじーっと見ていると横幅が足りない気がしてきました。
気になったら夜寝れなくなるので、幅増ししてやることにしました。
いつものごとく0.5mmの切れっぱしを接着。